誇りに思うこと
2008年 02月 13日
正式に謝る日でした。「よりよい生活を与える為」というスローガンのもと、
アボリジニーの子ども達は親から無理やり離され、自分達の文化を奪われ「StolenGeneration」を生む事になる政策は、1970年まで続いてたとのこと。
朝9時からの首相の国会スピーチ、学校で特別な朝礼があるかと思っていたら、
中学校高校キャンパスでは、昼休みに録音したスピーチ放映を講堂でながすくらいの
扱いで、ちょっと残念。歴史的な1日なのに・・・。
小学校キャンパスでは、3時間目を使って特別の集会がありました。
私は1時間目、ちょうど授業がないので、首相のスピーチを生中継で聞きました。
過去の過ちに国の代表が正式な謝罪する歴史的な瞬間、ケビン・ラッド首相のとっても
真摯な気持ちが伝わるスピーチで、スピーチの間、涙を拭くアボリジニーの
お年寄りたちの様子、スピーチ後、全員が立ち上がり会場一杯に広がる拍手の嵐、
とっても心打つオーストラリアの歴史に残る日でした。
(Oppositionのスピーチは、おいといて・・・)
感動で、ちょっとヨレヨレしながら2時間目の中学校2年生の授業に向かい、
「オーストラリア人ではないけれど、オーストラリアに住んでいることをとても誇りに思う」
スピーチだったと生徒達に報告。
中2の生徒達は、「まだあんまり心に響くものがないのかなぁ」という感じだったけれど
年齢が上になり、高校3年生の授業中にスピーチを流していた同僚の先生によると、
生徒は「し~ん」として聞いていたらしい。確かに、私も高校時代、ベルリンの壁が崩れ
感動して話をしてくれている先生に対して、クラスの反応は薄かったような思い出が・・・
「自分の国を誇りに思える」って、なぁんてPowerfulなんだろう。
自国の政治や歴史への感心も高まると思う。
そして、私の母国ではないけれど、約10年住でいるこの国を、また違う気持ちで見られる
1日になったこの日のことは、きっとこれからもずっと覚えているだろうなぁ~
これをきっかけに保障問題の解決とかにつながっていくといいですよね。
「悪いことは認め」「反省する」って
今どきどの国でも、どの世代でもおざなりになって来ている気がする・・・なかで、国が公にスピーチをするって、素晴らしいと思いました。
今週末からwine & food festivalですね!
親の私でさえ、2歳の娘に悪いことをしたときは「ごめんね」って謝ります。
オーストラリア政府の行動に拍手を送りたいですね。
いつでも、どんなときでも、そして誰もがそうできるようになれば、この世の中、もっと素敵になるのでしょうけどね。
ベルリンの壁が壊されてから9ヵ月後にベルリンへ行きました。
あと少し待てば、死ななくてもよかったのに。。。
色んな想いが湧いてきてとても心が痛みました。
foojilyさんが、誇りに思えるオーストラリア。。。日本もそうあって欲しいです。
「あの時、どこにいた?」って、話になるような日でしたよね。
「これからどうする」という点もありますが、まずは正式な謝罪をする、
この対応からの出発ですよね。
Wine & Food Festival何か行きますか?
$30のランチが気になっているのですが、今回はバタバタしているので来年かなあ。
小学校では、この「歴史的スピーチ」を生きた題材として「謝る」ことについて学んだそうです。「国の偉い人」が、テレビで謝っているって、
小さい子たちの眼には、どんな風にうつるんでしょうね。
ベルリンの壁、実際に自分の目で見ると、衝撃も大きいですよね。
しかも崩壊からまだ9ヶ月後だったんですね。
タイフェスティバルに行っただけでしたー・・・
本当はワインのテイスティング$25のやつに行きたかった・・・
けどあの日はあまりに暑かった。
foojilyさんは結局なにか行ったのかな?
郊外(hunging rockとかの)でのランチョンも憧れました。
何件か試したいレストランが、「$30ランチ」のリストにのっていたんですけれど、その時期週末バタバタしていて、SouthbankでのWine Tastingも含めて全て逃しました。また来年があるさ!って慰めつつ。